こんにちは、天乃 繭です。
突然ですが、今あなたが介護をしている方はベッドで寝ていますか?
それともお布団ですか?
うちの場合、母はベッドではなくお布団で寝ています。
一昨年骨折をした時に、お布団だと起き上がるのが大変だからベッドに替えようかとも思ったのですが、結局そのままお布団で過ごしてしまいました。
骨折が完治した今でも、夜中に何度もトイレに起きる母は、お布団から起き上がるのが一苦労で、棚のちょっとしたフチに指を引っかけて起き上がっているのです。
重心が後ろに大きくかかったときには、その数ミリのフチに引っかけている指だけでは耐えられずに後ろに倒れてしまうのでは、もしくはツメが折れてしまうのではないかと、最近は特に心配しています。
そろそろ、布団に比べて寝たり起きたりがすっと楽なベッドにしたほうがいいのかな~?! とも思っているんですが。。。
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親の介護をしていると、例えちょっと不便であったり時間がかかってしまって大変でも、親本人が自分で出来ることはやってもらったほうがいい? それともやってあげるべき? って悩むところですよね。
『便利だから』とか『親のために』と思ったことがかえって自分でできる力を奪ってしまうことだってあり得ますものね。
それを見極めるのはとても難しいことですが、私はギリギリまで母本人ができることはそのまま頑張ってやってもらうようにしています。
ところで、皆さんは介護用品でレンタルしているものはありますか?
介護保険を使えば色々な便利な物が1割を負担するだけでレンタルできるのですが、うちではまだ何もレンタルせずに過ごしています。
ある意味、ありがたいことですよね!!
感謝、感謝!!
でも、後々のことを考えて、どのような物がレンタルできるのか、金額はいくらなのか、などを知るために、今度レンタル用品の冊子をもらってきてチェックしてみようと思っています。
そんな中、フランスベッド社が『自動寝返り支援ベッド FB-640』を開発し、介護保険適用の1割負担でレンタルできる、という記事が新聞に出ていたので、それについてお知らせしたいと思います。
この『自動寝返り支援ベッド』とはどのようなベッドなのでしょうか?
<背 景>
寝たきりの人を介護する場合には、床ずれを予防するために一定時間ごとに身体の向きを変えなければなりません。
昼夜を問わず行なわなければならない上に、この身体の向きを変える作業は、介護をする人にとっても介護を受ける人にとっても大きな負担となっています。
そこで。。。
- 床ずれを予防する
- 介護する人・される人の負担を軽減する
という目的から作られたのがこのベッドなんですね。
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<特徴や機能は?>
抱きかかえなくても身体の向きを変えることができる
これは、電動のスイッチを操作するだけでベッドの床板がゆっくりと時間をかけて左右に傾き、圧力が身体の一点に集中するのを防ぎます。
最大傾斜角度は、20度です。
電動スイッチの細かい設定が可能
これは、寝ている人の体重や状態に応じて、床板が左右に傾く角度や傾く速度、それに加えて操作時間を細かく設定できるんです。
夜中には、自動運転でタイマーを設定しておけば、設定時間になれば床板が自動で動くので、介護をしている人が起きて作業をしなくても寝返りができ、介護をする人もされる人も睡眠を妨げられずにすみます。
自動運転は、最長24時間可能です。
その他
その他には、背もたれのリクライニングや足元の上げ下げ、高さ調節も、もちろんできます。
また、枕元や足元のボードも取り外しが可能となっています。
<種類は?>
この『自動寝返り支援ベッド』は、キャスター脚のものと固定脚のものの2つのタイプがあります。
キャスター脚のものは、ワンステップだけでロックすることもロックを解除することもできるので、移動したり固定したりが簡単にできます。
<料金は?>
この『自動寝返り支援ベッド』の金額は、購入する場合には、固定脚タイプのもので68万円(キャスター脚のもので75,6000円)とちょっと高額です。
高額なベッドとなるので、買ったはいいけれど、思っていたのと違うとか、使い勝手があまりよくないとか、本人があまり気に入ってない、となっては、せっかく高いお金を出して買ったのにムダになってしまいます。
なので、もし使ってみようと思われる方は、まずはレンタルしてみてはどうでしょうか?
このベッド、嬉しいことに介護保険適用商品になっているので、1割負担の場合には1ヶ月1650円でレンタルができるんです(固定脚タイプのもの)。
まずはレンタルして使い勝手を実際に確かめてみるのがいいですね。
いかかでしたか?
スイッチ操作するだけで床ずれ防止にもなり、睡眠を妨げることなく夜間の寝返りもできてしまう優れモノの『自動寝返り支援ベッド』。
このベッドが、介護保険適用で1ヶ月に1650円でレンタルができちゃうんです。
デイサービスに通っていたり、他の商品をレンタルしている場合には、更なる出費となったり、調整しなければならないこともあるかもしれませんが、今必要な物・何があれば親も私達家族も少しでも負担が少なく快適に過ごせるかなど、よく検討をした上でレンタルしてみるのもいいですよね。
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