繭(まゆ)のつぶやき

笑える?!ビックリ仰天の珍エピソード ~下着で口を拭く?!~

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こんにちは、天乃 繭です。

 

ようやく暑さも和らいできましたね~。

まだ夏であってほしいとも思うけど、今までのような猛暑はちょっと。。。 ですね。

私が子供の頃のような、爽やかな夏らしい夏がいいのですが。

 

先日、月1回のケアマネジャーの定期家庭訪問がありました。

その時にケアマネジャーが言っていたのですが、

『今年の夏のこの災害レベル的な猛暑。

一旦その猛暑も和らいだかと思ったら、また猛暑。

そしてここ数日は暑さも和らぎ。。。

この2回の大波で、1回目の 猛暑⇒和らぎ の山は乗り切れたけど、2度目の 猛暑⇒和らぎ の山で体調を崩し、緊急入院になったお年寄りが凄く多いんですよ』と。

 

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そうですよね、私達や元気な子供ですら大変なのだから、お年寄りとなればこの猛暑と涼しさの繰り返しは身体がついていかないですよね。

入院されてしまったというお年寄りの方、早く快復し、元のような生活が送れるといいですね。

 

入院したお年寄りが多かったとのことでしたが、私の母はこの暑さにも負けず元気にデイサービスに通っています。

もし母が体調を崩してしまったら、今のような生活はできなくなってしまいます。

なので、本当にありがたいことだと思ってます!!

母が毎日元気でデイサービスに通えること、そしてそれによって私達家族がいつもの日常を送ることができること。

この何気ない毎日、当たり前と思ってしまっている毎日は、本当は『当たり前』なんかじゃないんですよね。

日々の母との生活は大変だし、時には嫌になったりすることもあるんですが、この『何気ない、当たり前な毎日』が送れることは本当にありがたい!!

そのようにしみじみと思っています!

感謝ですね!!

 

な~んて、色々と書いてしまいましたが、さっき書いたように、母は特に変わったこともなく落ち着いて日々を過ごしています。

ですが、ですが、なんです。

先日、目が点!! になるような出来事があったんです!

 

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何が目が点!! だったかって?

それは。。。。

 

夜ご飯を食べていた時のこと。

母が、ケチャップとソースで作ったタレをハンバーグにかけてパクパクと食べていたのですが、ふと母を見てみると口のまわりにはソースがべったりとくっついていて。

どうやって食べたらあんなふうに口のまわりにつくんだぁ~?! って感じなんです。

小さな子供が口のまわりを汚すのはよく見かけますが、大の大人がこんなに汚すなんて!!

それだけでも驚きだったんですが。

 

と、その次の瞬間、何やらお腹のあたりをゴソゴソやっているんです。

すると、着ていた下着のシャツの裾をひっぱり出してきて、ビユ~ンと伸ばして口までもってきたかと思ったら、その下着のシャツの裾でソースだらけの口を拭いてしまったんです!!

もう、ホントびっくりです!!

目を疑ってしまいました。

『何で下着でなんかで拭いているのぉ?』って言っても、何でそんなことを言われるんだろう?、口を拭いて何が悪いの? みたいな顔をしてキョトンとしてました。

 

昔、祖父とも一緒に住んでいたんですが、95才になっていた祖父ですらそのような姿は一度も見たことがなかったのに。

ソースのついた口を洋服(下着)で拭く母の姿はまるで小さな子供のようです。

ティッシュ等で拭く、という考えはもうなくなってしまったんでしょうかね?!

 

高齢になったり、認知症になったりすると、段々と

大人 ⇒ 子供 ⇒ 赤ちゃん

に逆戻りしていくような感じであることは色々な場面で感じてきたことではありましたが、今回の、下着で口を拭いてしまうという母の行動を見て、またそのことを実感して確信しちゃいました。

 

そんなことのあった母ですが、最近では、物の名前もわからなくなってきてしまっているのかな~?! って感じてます。

例えば、冷奴にはお醤油をかけてね、と言っても、出されているおかずの中のどれが冷奴なのかわからずにいたり、お魚は骨があるから気を付けて食べてね、と言っても魚がどれかわからなかったりしていることが多いんです。

なので、これね、と指を指すと、『知ってたわよ!』みたいな素振りは見せて取り繕ってはいますが、言葉や物の名前が出てこなくなっただけではなく、最近では物の名前自体を忘れてしまったんじゃないかと感じています。

 

認知症の進行は人によって様々だし、認知症ということによって現れる様々な症状も仕方のないことだとは思いますが、進んでしまったかな?! と思うような出来事があると、それはやっぱり悲しいですよね。

母はそのような出来事があった時、どのように思っているんでしょうかね?

何を感じているんでしょうか?

もしかしたら何も感じていないのかもしれません。

実際はどうなのかはわからないですが、もし何かを感じているのだとすると、その母の思いを想像してみるとやっぱり悲しい気持ちになっちゃいますよね。

これからは、母のためにも、物の名前だけで言うのではなく、そのものを指で指しながら、そのような動作も交えていこうと思っています。

そうすれば、戸惑いや混乱が少しでも減ると思うので。

 

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