こんにちは、天乃 繭です。
母の1ヶ月に1回の定期受診に行ってきました~
ついこの間行ったと思ったのに!!
1ヶ月、あっという間です!!
今回は、診察の前に、初診の時にやった『認知機能テスト』を約2年振りにやりました。
どんなテストかというと。。。
・今日は何月何日ですか?
・今の季節は何ですか?
・生年月日は?
・3つの単語を言うので覚えていてください、あとで聞きますから。
・100から7をひいていくといくつですか?
などなど、皆さんもご存知の『長谷川式認知症スケール』と呼ばれるテストです。
初診の時には診察室でテストを行ったので、私も同席してその様子を見ていることができたのですが、今回は母一人だけが呼ばれて別室でのテストだったので、どんなだったかは見ることができませんでした。
あっという間にテストが終わって戻ってきましたが、テスト中の母の様子はどうだったんでしょうかねぇ。。。。?!
全然答えられなかったから、あっという間に終わって戻ってきたのかも。。。。(汗) 😥
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それからしばらくして、診察の順番になりました。
テストの結果はいかに。。。。
初診の時にやったテストは15点。
今回のテストは、12点。
3点下がってしまいました。
先生の表情から、もしかしてひとケタになってる?! って思うほどでしたが、そこまでひどくなかったので、まずは ホッ! です。
私には、そのテストの1点の重要性がわからないので、3点ぐらい下がったって仕方がないんじゃないの?
だってあれから2年も経っているんだから。
自然な流れなんじゃないの?
なんて思うんですが、それは素人の私が思うことであって、先生はいたって深刻そうな顔つきになってました。
そして先生曰く、
テストの点数も下がっていることだし、新たに薬を追加しようと思うのだけど、お母さんには
・今より元気になってほしい?
o r
・穏やかになってもらいたい?
二択です。
どちらか1つを選ぶとするとどちらですか?
えっ?二択?
どっちか選ばないといけないの?
えぇ~。。。。。
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認知症になると暴力的になったり、暴言を吐いたり、怒りっぽくなったり、ということはよく耳にしますが、母はそんなことは全くないんです。
以前の『認知症の周辺症状『ウチに帰る!』、『ウチ』とはどこ?』の記事で書いたように、夕方になると『家に帰る!家に帰る!』と言っては人が変わったように素早い動きになって家を出て行ってしまったことが以前に何度かありましたが、今ではそんなことも全くなく穏やかに落ち着いて過ごしてます。
なので、『今より穏やかになって欲しい』かと問われれば、
『いいえ』なんです。
ならば、『もっと元気になてほしい』かというと、これもちょっと違うような。。。
確かに、デイサービスに行かない土日は、ほとんど一日を横になって過ごしてます。
でもそれは、平日毎日朝から夕方までデイサービスに行って、色々なプログラムをこなしているんだから疲れも出るだろうし、土日ぐらい何もせずゆっくりと過ごしたいというのも充分わかります。
なので、もっと元気になってほしいとも思っていないのです。
けれど先生は、どちらか1つを選ぶように、と。
悩んだ挙句、どちらか選ばなければならないというなら、『もっと元気になってもらいたい』というほうですかねぇ?!・・・
と答えると、では、薬を増やしてもっと元気になってもらいましょう、と。
何だかとっても違和感を感じてしまいました。
認知機能が急降下しているのであれば薬の追加も納得がいくのですが、母の場合には恐らく緩やかな下降であって、決して新たに薬を飲まなければならないような状況ではないと思うのです。
しかも、その新たに処方された『レミニール』という薬は、胸焼けや吐き気、食欲不振を起こすこともあるから、胃薬と共に飲んでください、と。
今、体調不良もなく、食欲もそこそこあって規則正しく健康的に過ごせているんです。
それなのに、その薬を飲むことでそのような副作用も出て、体調不良になってしまうかもしれないなんて。
この『レミニール』も『アリセプト』や『メマリー』と同じように1ヶ月間服用して身体を慣らしたあとに、3ヶ月かけて徐々に用量を増やしていくそうです。
母の場合には、おそらく一番用量の多い 12㎎ を飲むことになるでしょう。
その薬、本当に必要ですか?
飲むのと飲まないのとで、大きな違いがあるんですか?
医者が診察し処方しているのに、素人の私が勝手に判断してはいけないことは充分わかっていますが、それでもその薬を飲むのはもう少し色々と情報収集して納得してからにしようと思っています。
これを読んでいる方で、何か情報をお持ちの方、いらっしゃいますか?
もしいらっしゃったら、教えていただけると助かります。
認知機能のテストは、今の状態を知る上では必要なことかもしれません。
認知機能が目に見えて低下して、それによって日常生活に支障をきたすようであるなら薬を増やすことも必要でしょう。
けれど、そういう状態でもないのに、テストの点数が下がったというだけで判断することには疑問を感じてしまいます。
テストの結果でいい点だったか悪い点だったかに重点を置くのではなく、その人本人、またはその家族が今安定して穏やかに暮らせているかどうかが一番大切なんじゃないかと私は思うのですが。。。。
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