繭(まゆ)のつぶやき

終末期の延命治療について母に聞いてみると。。。。

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こんにちは、天乃 繭です。

 

あなたは、あなた自身もしくはあなたの家族が延命治療が必要な状態になった時のことについて、どのように考えていますか?

 

いつの放送だったのか、何の番組だったのかすっかり忘れてしまったんですが 、確かNHKの番組だったと思います。

高齢者の終末についての内容だったように記憶しているのですが。

その中で、高齢の母親が家で急に具合が悪くなり、慌てた家族が救急車を呼んで、救急病院へ搬送。

一命はとりとめたものの、意識の回復は望めず医療機器によって命をつないでいる状態に。

医師から母親の状態や延命治療についての説明を聞き、家族で何日も考えた末に、人工呼吸器を外す決断をしたのです。

 

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一般的に、延命のための人工呼吸器を一度取り付けてしまうと、途中でそれを取り外すことはもうできない、と思われている人が多いと思います。

私もそうでした。

昔は確かそうだったように思っています。

ところが今は、一旦人工呼吸器をつけても、本人の意思が取れない、または適切な判断ができないような状態にある場合には、その判断は家族に託され、決定することができるそうです。

 

でも、これって家族にとっては相当に心の負担となりますよね。

だって自分達の決断によって一人の人の命が決まってしまうのですから。

本人の意思をきちんと確認できるような元気なうちに、しっかりと確認できているケースは少ないので、命の選択を迫られる家族にとっては大変な重荷となってしまうケースがほとんどとか。

なので、元気なうちから家族でしっかり意思確認を行っておくことが何より重要、という内容のものでした。

 

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確かにそうですよね。

本人の意思がわからないまま命の選択、そして決断をしなければならないのは大変なことだと思います。

例え本人の意思を確認できていたとしても、『本当にそれでいいんだろうか?!』っていう思いは家族なら抱いて当然のことだと思います。

だからこそ、しっかりとした判断、意思表示ができるうちに、命について、自分の思いについて、家族のことについて真剣に考えてその答えを出し、家族にきちんとそれを伝えておくことが重要であり大切なんじゃないかとつくづく思いました。

 

そんな番組を見たこともあり、それから何日も経った先日、月に一度の内科定期検診に出かけた時に運転をしながらでしたが母に延命治療について聞いてみたのです。

今までに母に聞いたことは一度もありません。

なので、いい機会かと思って聞いてみたのです。

でも、正直、時すでに遅し、ですが。

聞いてはみましたが、今のような状態となった母に聞いたところで、その答えが母の本心であるかどうかは定かではありません。

母の本当の思いはもう聞くことはできないです。

それでも、敢えて聞いてみました。

 

『家族と会話をすることができない、意識もない、医療機器がなければ生きていられない、そんな状態にもしなったとしたら、人工呼吸器などをつけてでも延命治療をして生きることを望む? それともそういった医療行為はしないで自然に任せる?』と。

母は、『生きていたいわね!』と即答でした。

『そうね~。。。』とか『どっちがいいのかしらね~?!』なんて悩む間もなく答えがすぐに返ってきたことに、正直言ってちょっと驚いてしまいました。

 

その答えが母の本心なのかどうかわかりません。

別の機会に聞いてみたら、今度は違ったことを言うかもしれません。

でも、今回の母の『即答』は、母の正直な思いでもあるように感じました。

 

将来、母がそのような状況になるかなんてわかりませんが、もしそのような状況になった時に私はこの『即答』を思い出すでしょう。

母はどんなであっても生きていたいと言っていたけど、本当にそれが母の本心だったんだろうか?

母が言っていたように延命治療をすべきなのか、それとも。。。、と。

 

私は、子供達に伝えてあります。

命が助かったとしても意識は戻らず、ただ医療機器によって延命がされているような状態になった場合には、そのような延命治療はぜず自然に任せてほしい、と。

人それぞれの考えや思いがあり、どうすることが正しい、なんていう答えはありません。

でも私はそうすることが自分にとっても家族にとってもBESTだと思っています。

 

この問題は、年齢が若いとか年取っているとか、健康であるとか病気をしているとかいうことには関係ないですよね。

人はいずれ誰でも死を迎えます。

一人一人がしっかりと考えて、自分の意思を伝えておくことが、本人にとっても家族にとっても重要なことだと思います。

どのような答えを出そうとも、自分なりにしっかりと考えて伝えておきたいですよね。

 

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