こんにちは、天乃 繭です。
2018年6月24日付けの朝日新聞に、『認知症薬 仏が保険適用除外』という衝撃的な記事が出ていました。
ご覧になった方も多いかと思います。
読んでいない方の為に、その記事の内容を一部抜粋してみると。。。
認知症の治療に日本でも使われている4種類の薬が、フランスで8月から医療保険の適用対象から外されることになった。
副作用の割に効果が高くなく、薬の有用性が不十分だと当局が判断した。
日本で適用対象から外される動きはないが、効果の限界を指摘する声は国内でもあり、議論を呼びそうだ。
とのことなんです。
スポンサーリンク
記事内で書かれている医療保険の適用対象外となる4種類の薬というのは、
- アリセプト
- レミニール
- イクセロン、リバスタッチ
- メマリー
の4種類。
日本でも、認知症と診断された時には、上記の4種類のうちのいずれかが必ず処方されていますよね。
フランスでは、薬にかかる費用の15%が保険で支払われているそうですが、実は7年も前から『薬を使わない場合と比べて有用性が低い』との評価があって、保険で支払われる割合が引き下げられたそうです。
更には、2016年には『不十分』と評価は更に下がり、その結果として今年の8月から全額自己負担になる、ということになったそうです。
母が処方されている薬は、当初は『アリセプト』だったんですが、今は『メマリー』です。
母が『メマリー』を処方された時に主治医から説明されたことを以下にまとめてみたいと思います。
<メマリーってどんな薬?>
メマリーは、興奮や攻撃性などを抑制し、過剰な刺激をブロックして情報伝達をよくすると共に、神経細胞を守る働きがあり、症状の進行を遅らせる薬です。
<メマリーの種類は?>
メマリーには、『錠剤』と『OD錠』があります。
『OD錠』とは、口の中で崩れるので、水なしでも飲むことができます。
*ちなみに母は『錠剤』のほうを服用しています。
<服用スケジュールは?>
薬を身体に慣らすため、1週間ごとに薬の量を5㎎ずつ増やしていきます。
1日1回 5㎎ から開始して1週間服用
↓
1日1回 10㎎ に増やして1週間服用
↓
1日1回 15㎎ に増やして1週間服用
↓
1日1回 20㎎ に増やしてその後はずっと服用
<薬の副作用は?>
飲み始めの時には特に、めまいが起こることがあります。
その他の副作用としては、便秘や下痢・頭痛・高血圧・吐き気などがあります。
以上が、『メマリー』についての医者からの説明でした。
スポンサーリンク
上記の4種類の認知症薬、アメリカでも『薬から得られる恩恵は控えめ』と言われているそうです。
日本では諸外国に比べて認知症の薬が何倍も多く処方されているとか。
薬がなかった頃に比べて、それなりの価値はあるとのことですが、病気の進行を1年ほど遅らせることができるものの、病気自体を治すことはできません。
認知症に限らずどんな病気でも今は薬の服用についての良し悪しが言われていますよね。
本来、病気を治すために飲んでいた薬のはずが、この薬が原因で身体に不調をきたしていたり、服用をやめたら見違えるように体調がよくなった、というような記事はよく見かけます。
医療に限ったことではありませんが、昨日まで『いい』とされていたことが、今日には『悪い』とされることもしばしばです。
認知症薬を飲むことで、1年進行を遅らせることができると言われていますが。。。。。
このことを、
1年遅らせることができる!
と思うか、
たった1年しか遅らせることができないんだ!
と思うかは人それそれです。
今回のフランスの、『副作用の割に効果が低い、だから保険適用除外にする』という判断は、今すぐどうこうということはないかもしれませんが、少なからず日本にも影響があることと思います。
今までのように、医者に言われるがままではなく、本人や家族も関心を高め、自分達でも判断し決めていくことが求められるようになるかもしれないですね。
これからの日本の対応を注意深くみていきたいと思っています。
スポンサーリンク