こんにちは、天乃 繭です。
先日、母の、認知症に関して診てくれるところとは別に、内科を受診してきました~。
えっ、その認知症に関して診てくれているところがかかりつけ医だったんじゃなかったの~?!
って声が聞こえてきそうですが。。。
私もそのつもりだったんですが。。。
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内科のかかりつけ医を新たに探すようになった理由とは。。。
過去記事(母のかかりつけ医を変えました!!珍回答続出のテスト、そしてお医者さんから教えてもらった大事なこととは?!)にも書きましたが、今年2月に、母の『認知症』について診てくれているかかりつけ医を変えたんです。
その理由については、既にご存知の方もいるかもしれませんが、この記事から読まれている方の為に簡単に説明すると。。。
(詳しく知りたい方は、認知機能テストの結果が2年前より下がったことで薬が追加!これって本当に必要?!の記事をどうぞ!)
母が『認知症』と診断されてから定期的にその内科を受診していたのですが、ある時先生から、認知症の診断テスト、皆さんもご存知の長谷川式認知症診断テストってやつですね、あれを2年振りにやってみましょう、と言われてやったんです。
その結果は、
初めてやった時には15点だったものが、今回は12点に。
3点下がってました。
認知症に関する専門知識のない私は、
『あれから2年も経っているんだから、3点下がったって仕方がないでしょ、あるい意味、当然って感じ?!』
ぐらいにしか思っていなかったんです。
ところが、先生が言うには、
3点は下がり過ぎ。
今よりもっともっと元気になってほしい?
それとも今より穏やかになってほしい?
と。
3点下がったことと何が関係あるの? って思われるような質問を突然されて。
答えに窮した私は、もしどちらかを絶対に選ばなければならないのなら
『元気になってほしい』
のほうですかねぇ。。。
って言うと、それならば、ということで、新たな薬(レミニール)が処方されたんです。
この薬、本当に飲む必要あるの?
何で飲まなければならないの?
何度か先生に聞いてみたけれど、納得のいく答えが得られず。
どうしても納得のいかなかった私はケアマネに相談し、結果的に、講演も多数行っていて、認知症に精通している先生に、母のかかりつけ医となってもらったんです。
この先生に診てもらったところ、新しく処方された薬(レミニール)は飲む必要はないし、今飲んでいる薬も今後不要になっていくものもある、と。
薬だけに頼らず、その人の状態や環境などを考慮した上で診てくれる先生に出会えて本当によかった、これでこれからは安心して母を任せられる、と思った矢先のこと。
ここの病院は、認知症に関してのみ診るのであって、例えば風邪をひいた、とか、身体の調子が悪い、といった内科的なことは診てくれないことが発覚。
自分のリサーチ不足だったということなんですが、それでもそれを知った時には
ええええ~っ!!!
せっかく認知症に詳しく、親身になってくれる、薬だけに頼らない先生を見つけたのに~!!
ケアマネもそのぐらいのこと知ってたっていいんじゃないの~?
あまりにもガックリで、自分のリサーチ不足を棚に上げてケアマネのせいにもしたくなっちゃいました。
認知症を診てくれる病院の他に、内科のかかりつけ医までも探さなければならないなんて!!
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新しく見つけた病院は。。。
という経緯があり、どこか内科を見つけなければなりません。
内科なんてたくさんあるのだから、どこだっていいんじゃない? って思われるかもしれませんね。
確かにそうなんですが、やっぱり
- 『認知症』に対して少しでも知識を持っている
- 『認知症』の人の扱いに慣れている
そういう内科医がいいと思ったので、それから調べまくりです。
今でこそ『認知症』に関して多くの人が関心をもつような社会になりましたが、それでも『認知症』に関する知識を充分にもっている内科医は、まだまだ少ないのが現状です。
私が住んでいる地域では、『認知症』に関する勉強をし、知識をそれなりにもっている内科医であるかどうかがわかる冊子があるのですが、それを見てもとても少ないんです。
更に、私には問題がもう一つ。
母を病院に連れて行くには、車で行かなければなりません。
私、お恥ずかしながら、車の運転、あまり得意じゃないんです。(泣)
数台しか停められないような駐車場や、やたらと狭い駐車場には駐車することができないんです。(泣)
それらを考慮しながら探して、ようやく見つけました。
その病院の先生は、これも過去の記事で書きましたが、母が首のMRIを撮った病院で診てくれた先生だったんです。
出向で来ていた先生だったんですね。
ビックリです!
でも、これも何かのご縁!!
きっと母にとって良いかかりつけ医になってくれるんじゃないかと思い、そこを受診することにしました。
今後は、体調不良の時などはこの病院に。
そして『認知症』に関する全般的なことは、引き続き今までのところで診てもらおうと思います。
できるなら1つの病院で総合的に診てもらいたいとは思いますが、仕方がないですね。
これからは2ヶ所の病院をその時々で使い分けて診てもらっていこうと思います。
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初診時にやった『血管年齢検査』では驚きの結果が!
ということで、今回、紹介状をもらって、この内科を受診してきました。
初診ということもあり、また健康診断も兼ねて、血液検査や尿検査、レントゲンなど、一通りの検査をしました。
それとは別に、先生が、『血管年齢も測ってみましょう』ということで、血管年齢も測ってみたんです。
血管年齢の検査方法は、
血管に光を当て、その光の跳ね返り具合で血管年齢を測る
そうです。
看護師さんに連れられて母一人で検査室に入ったので、実際にどのようにやったのかはわからないのですが、先生からはそういう方法だと説明されました。
一通りの検査を終えたあと、血管年齢の結果報告がありました。
母は若い頃から、ちょっとぶつけただけでも、
それどうしたの?
どんな勢いでぶつけちゃったの?
というぐらい内出血がひどく大アザになってしまうんです。
なので、血管年齢を測るのは初めてですが、実年齢より相当高くなっているんじゃないかと。
もしかすると、100歳ぐらい? と私は思っていたんです。(笑)
するとどうでしょう。
なんと、なんと。。。
母の血管年齢は、
『50歳』
実年齢は82歳です。
実年齢よりかなり上になると思っていたのに、32歳も若い!
え~、ウソ~!!
有り得な~い!!
あんなにすぐ内出血するのに~
です。
先生にそのことを聞いてみました。
先生が言うには、
すぐに内出血するということは、出血しやすい体質だから注意は必要。
でも、それと血管年齢とは別。
血管年齢が若いということは、病気になりにくい身体ということなんだよ。
と。
ん~、何だかわかるような、わからないような。。。。
血管年齢が若いんだから血管が丈夫で出血しにくいんじゃないの~
と、素人の私は思うのですが。。。
そこで血管年齢について調べてみました
血管年齢が実年齢より若かったのだからいいことなんですけど、『血管年齢』についてよくわからなかったので、調べてみました。
血管年齢とは、
血管、特に動脈壁の弾力性を調べることで、血管の老化度を判断する。
血管が硬くなると、動脈硬化症による心筋梗塞・脳卒中などの重大な病気の発症リスクが高まる。
と書かれていました。
測定方法は、健康診断など、病院できちんと検査をする場合には、
- 仰向けに横になり、両腕・両足首の血圧と脈波を測定する
- 測定時間は、約5分。 その場で結果もわかる
こんな感じで手軽に自分の血管年齢を調べることができるんですが、病院にわざわざ行くのも大変、って正直思っちゃいますよね。
健康診断のついでにやるならまだしもですが、血管年齢だけを調べるためだけに病院を受診するのは。。。って思ってしまいます。
そこで、病院にわざわざ行かなくても手軽に血管年齢が測定できる場所をご紹介!
スーパーのイオン(AEON)
です。
全てのイオン店舗に設置してあるわけではないようですが、1回の測定料金もなんとわずか200円!
たったそれだけで、手軽に測定できちゃうんです!
病院での検査だと何千円もかかってしまう検査が、なんとわずか200円でできてしまうんですから、自分の血管年齢って? って思った方は、お買い物ついでに気軽に測ってみてはどうでしょうか?
このイオンの血管年齢測定器では、右手の人差し指を機器に挿入し、指先の血管からの波形を解析して判定するんだそうです。
- 波形が強く測定される(反射が強い)
↓
血管の壁が硬い = 動脈硬化になりやすい
- 波形が弱く測定される(反射しにくい)
↓
血管の壁が柔らかい = 健康な血管
となります。
家の近くにイオンがある方は、お買い物ついでに測定し、自分の血管年齢の目安を把握しておくのもいいかもしれませんね ♪
最後に
今回、母のかかりつけとした内科には、まだ1回しか受診していないですし、次回受診した時に、前回の検査結果も教えてもらうことになっています。
なので、正直まだこの内科の先生が母や私達家族に合っているかどうかは判断しかねる状態ですが、どの病院に行っても『なんかな~。。。』って思ってしまう、というのが私の正直な感想です。
どんなに『認知症』の権威だろうが、どんなに『認知症』の人を多く診ていようが、やはりそこには
『所詮、他人』
ということが感じられてしまうんです。
年齢的にも仕方がない、で片づけられてしまう。
困っている事に対してアドバイスをしてくれるのはありがたいのですが、やはり生活を共にしている家族と、受診した時の数分間しか見ていない先生とでは、かなり温度差があるように感じられてしまうんです。
『認知症』の人の性格や環境など、細かなことが大きく影響するので、同じような対処ができないことも充分承知はしているのですが、そのようなことを踏まえた上で全信頼を置けるような先生には、なかなか巡り会えないですよね。