プロフィール

はじめまして、 天乃 繭です。

『繭(まゆ)の介護日記』にお越し頂き、ありがとうございます。

このページでは、自己紹介と共に、サイトを立ち上げるに至ったこと、そしてこれからのことを書かせて頂きたいと思っています。

 

まずは、自己紹介です!

【名 前】 天乃 繭 (あまの まゆ)

【出身地】 東 京

【血液型】 A 型

【家 族】 私の家族 + 私の母

【現 況】 契約社員として働きながら、このブログを運営

 

ついこの間まで、まわりの人達との話題は子供に関することが多かったのに、最近では、子供の話題より『親の介護』についての話が多くなり、あぁ~、自分もそういう年齢になったんだなぁ~、ってつくづく思っています。

人はこの世に赤ちゃんとして生まれ、成長をして独り立ちをし、段々に年を取って、やがて赤ちゃんだった時と同じように人の助けを多く必要とする。
これは当然のことなんですが、認知症になった母との生活を通して改めて感じたことなんです。 今までの感覚とは違った感覚、なんて言えばいいですかね、今までは頭ではわかってたってことなんでしょうね、それが今ではこのことがしみじみと心に染み渡ってくる、といった感じなんですよね。
ちょっぴり寂しいような、むなしいような、はかないような。。。。。

そして母と過ごす中でのもう一つの発見。 
それは。。。 人って、自分の置かれた環境によって見えるもの、見える世界が全然違ってくるんだなぁー、ということ。 これも当然なことなんですが、改めて知りました。 
例えば、自分自身や、自分のまわりの親しい人が妊娠したとしますよね。 そうすると、あちらこちらでやたらと妊婦さんが目に入ってきませんか? 世の中にこんなに妊婦さんがいるんだ!って思うぐらいに。 
それと同じように、母がデイサービスに通うようになって、外ではデイサービスの送迎車をとっても多く見かけるようになったり、お年寄りの人も多く見かけるようになるんです。 
自分の置かれた環境だったり、常に意識をしていることって、自然と目に入ってくるものなんだなぁ、と。

あ、それともう一つ気付かされたことがありました。
それは自分の性格。 私って、意外と短気でせっかちだったんだなぁ~、って。
私は3姉妹の末っ子に生まれたので、比較的のほほ~んとしてのんびり屋だと自分では思っていたのですが、違いました。
その逆で、『短気』で『せっかち』だったんです。
母との生活で、今まで知らなかったも自分自身にも気付くことができました。
いいことも悪いことも含めて、もっともっと自分自身を知っていこうとも思っています。

認知症の母の介護は本当に大変ではありますが、この母との生活があるからこそ改めて感じること、知ることができたことであり、これは今後、色々なことにも通じると思っているので、母に感謝です。

 

ブログ運営のスタート ~ 今現在まで

私は、結婚をして2年目に、私の父方の祖父・私の両親・私の家族との三世代同居の生活がスタートしました。
祖父は85歳まで一人で生活をしていたことや、年齢にかかわらず何事にもチャレンジしていく性格だったので、『介護』といった要素はほとんどなく(私は孫という立場だったからかもしれませんが。母が聞いたら怒られてしまうかもしれませんね)、単なる祖父との同居、といった感じで5年間を過ごしました。
なので、両親が段々に年を取っていく中での同居も祖父のときと同じように過ごしていけるものだと思っていたのです。

ところが、父が他界したあと母の様子が段々におかしくなり、今まで感じたことのない戸惑いや不安、受け入れがたい現実にどう対処していったらいいのかわからず、母との衝突(ほとんど一方的ではありましたが)も度々あり、母に対して、自分に対してイヤになってしまう毎日を送っていました。

かかりつけ医を持たない母にどうやって病院受診を勧めようかと悩んでいた時に、母が救急車で運ばれる出来事があって。 それ以来、私達の生活は一変。
ようやく病院にかかるようにはなりましたが、今迄みたいに母を日中一人にしておくことはできなくなり、私が仕事に行っている間、デイサービスに通うよう勧められたものの、今まで無縁だった介護申請やデイサービス選び、その他諸々のことについて、何をどこでどうしていけばいいのか全くわからずでした。
右も左もわからないまま、よく理解できないまま、一つひとつの手続き等を進めて今に至っているのですが。
母は今現在、2か所のデイサービスで月曜日~金曜日までの週5日、朝から夕方までお世話になっています。
ちょうど1年ちょっと経ちますが、ようやくこの生活のリズムに家族全員が慣れてきました。 私達家族の生活は、母の毎日の予定の上に自分達のそれぞれの一日がある感じですね。

最初の部分でも書きましたが、私のまわりには、親の面倒をみている、みなければならなくなった、といった人達が何故かたくさんいます。
みんな口を揃えて、何をどうしていったらいいのか全然わからない、と言ってます。
私が経験したのと同じ思いでいる人がこんなに多いなんて、と驚いてしまいました。
親の現実のそんな状況を目の前に、みんな自分と同じように途方に暮れてしまっているんだな、って思ったときに、自分が母のことで経験したきたこと、そして今現在進行形で認知症の母との生活の中で学んだことなどを情報発信することで、出口の見えない洞窟の中にいるように感じている人の心の負担や葛藤が少しでも和らぎ、介護する人も介護される人も笑顔になれるお手伝いができたなら、と思って、このサイトを立ち上げました。

これから先はどのようなことが待っているかわかりません。
今よりももっともっと大変になるかもしれないし、また何か新たなことをしていかなければならいかもしれません。
先のことはわかりませんが、今できること、今やらなければならないことを一つひとつ精一杯やっていこうと今は思っています。
このサイトもカメの歩みのようではありますが、母から学んだこと等を書いていくと共に、読んでくださった人にとって心安らぐものであってほしいと願っています。

どうぞ、『繭(まゆ)の介護日記』を末永く宜しくお願い致します。

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