繭(まゆ)のつぶやき

高齢者のモモ・ふくらはぎの痛み、それってもしかしたら『脊柱管狭窄症』かも?!

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こんにちは、天乃 繭です。

 

これを読んでいるあなたのご両親やおじいさん・おばあさんは、足の痛みを訴えてはいませんか?

もし、モモの後ろ側やふくらはぎなど、足が痛いと言っていたら、それ、もしかしたら『脊柱管狭窄症』かもしれませんよ。

 

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私の母は、最近、デイサービスから帰ってくると、足が痛い、足が痛いと言って、数歩歩いただけで一旦立ち止まらなければならない程の痛みを訴えていたのです。

ちょっとの距離を歩くにもビッコを引いているような歩き方になってしまって。

昼間、デイサービスでもそのような状態になっているのかと思って、連絡帳にて聞いてみたのですが、デイサービスではそのようなことは一切なく、元気にプログラムをこなしているとのこと。

 

何で?

何でウチに帰ってくると痛み出すの?

見ている限り、決して大げさに言ったりしている様子はなく、本当に痛そうにしているけど。。。

むくみもかなりあるし。。。

それなのに、デイサービスでは元気いっぱいって、どういうこと?

 

痛がる母にどこが痛いのか聞くと、

主にふくらはぎ

時にはモモの後ろ

足の付け根

おしり

だそうです。

『最近、腰から足にかけて何か変で、思うように歩けないのよぉ』って心配そうに言ってました。

母は今まで、高齢の人がよく言うヒザの痛みも全くなく、腰痛も一切なかったんです。

 

なので、私もとても心配になり、ネットで母の言う症状を色々と調べてみました。

その症状に一番近かったものが『閉塞性動脈硬化症』。

足の血管の『動脈硬化』によって起きるもので、『脳梗塞』や『心筋梗塞』と同じメカニズムで起こることから『足梗塞』とも呼ばれているそうです。

母は、隠れ脳梗塞の痕がいくつかあることがわかっていたり、そのために血液がサラサラになる薬を飲んでいたり、足に下肢静脈瘤があることなどから、この『閉塞性動脈硬化症』である疑いが濃厚なんじゃないか、と私は思っていたのです。

 

早速かかりつけ医を受診しました。

かかりつけ医の先生の診断は『脊柱管狭窄症』ではないか、とのこと。

すぐに大きな病院への紹介状を書いてくれて検査をすることに。

けれど、紹介状を書いてくれたのは、整形外科。

えっ? 整形外科? 

私は『閉塞性動脈硬化症』の可能性大と予想していたので、それであるならば血管外科、もしくは循環器内科のはずです。

なのに、予想もしていなかった整形外科に。

 

若い頃から腰が痛くなったことなどない母が『脊柱管狭窄症』であるわけがない。

母が訴えている症状からして『閉塞性動脈硬化症』が疑わしいのに、と大きな疑念を持ちなが整形外科を受診したんです。

 

整形外科の先生との問診では、

先生:今日はどうしましたか? どこが痛いですか?

母:どこも痛くありません。

先生:え?どこも痛くないの?

母:はい、どこも痛くはないですね。

 

このやり取りに私は

はぁ~っ!!!

出たぞ、出たぞ、認知症の人のこの対応!

あんなに毎日毎日痛い痛いと言っていたのに!

です。

 

要介護認定の時もそうでした。

普段は全然できないのに、認定調査員の人が調査に来たときにはシャカシャカと何でもできてしまって。。。

ちょっと~!! 

普段と全然違うじゃないのよぉ~、まるで別人だぁ~!!

っていうのと同じ状況となってしまったのです(汗)。

 

母はどこも痛くないし平気だ、なんて言っているので、横から私が慌てて痛がっている母の様子を事細かに説明しちゃいました。

母の全くどこも痛くない、に加えて、足のむくみも毎日あんなにひどかったのに、病院を受診したときには午前中だったこともあり、まったくむくんでなかったのです。

どこも痛くない!

どこも悪くない!

足のむくみも全くない!

ホント、ど~しよ~かと思っちゃいました(汗汗)!

お医者さんも、どこも自覚症状や異常がないんじゃ診ようがない、といった感じでしたが、とりあえずMRI検査をすることになったのです。

更には、私が疑っていた『閉塞性動脈硬化症』を調べるために、血液検査とエコー検査もすることになりました。

内心『ホッ!!』です。

 

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MRI検査の結果、かかりつけ医の先生が言ったように『脊柱管狭窄症』でした。

画像を見せてくれましたが、背骨の下のほうがかなり潰れてしまっていました。

それによって足や腰の痛みが出ていたのですね。

 

血液検査は、足に血栓ができているかどうかを調べるためにやったのですが、血液検査でわかるんですね。

知りませんでした!

『D-dimer』というものの値でチェックするそうです。

検査の結果、その『D-dimer』の値が高く(正常値は0.00~1.00)、血栓ができている可能性があるということに。

なので、足のエコー検査も追加ですることになりました。

エコー検査には30~40分かかり、その結果は1週間後です。

1週間後、色々と心配しましたが、足に血栓は認められなかったので大丈夫、とのことでした。

よかったです!

 

結局、この一連の検査の結果、母の足のふくらはぎやモモの後ろ側、足の付け根、腰などの痛みは『脊柱管狭窄症』によるものと確定しました。

脊柱管狭窄症』は、高齢になると誰でもなりやすいとのことで、生活に支障をきたすほどの痛みがある場合を除いては、薬を服用したりコルセットを装着したり電気をあてたりする対処療法で様子を見ていくのがいいだろうとのことでした。

前かがみの姿勢があまりよくないようなので、細かなことですがそういったことに気を付けながら、これ以上悪化しないように注意していくしかないですね。

酷くならないことを祈るばかりです!

 

最後に、今回母が診断された『脊柱管狭窄症』ですが、どのようなものなのか、以下にごくごく簡単に説明したいと思います。

 

<脊柱管狭窄症って?>
背骨にある神経の通り道である『脊柱管』が狭くなって、神経が強く圧迫され、それによって足腰の痛みやしびれが現れる病気です。

 

<症状は?>
長時間又は長距離を歩いたり、ずっと立っていたりすると、腰から足にかけて痛みやしびれが出てきて、一時的に歩くことが出来なくなります。

しばらく休むことでまた歩けるようになります。

これを繰り返すのを『間欠性跛行(かんけつせいはこう)』と言いますが、それが典型的な症状となります。

 

<原因は?>

高齢者の場合には、加齢から骨や靭帯などが変性することによって起こったり、『椎間板ヘルニア』や『すべり症』などの病気から発症することもあります。

 

<治療法は?>

・薬物療法
血流をよくして痛みやしびれを和らげます

・装具療法
コルセットなどを装着して痛みやしびれを和らげます

・電気療法
電気をあてることで筋肉をほぐしたり血流をよくして痛みやしびれを和らげます

・運動療法
適度な運動をすることで筋肉をつけたり強化して病状の改善を図ります

・その他の療法
上記の4つでも改善されない時には、
神経ブロック療法
プラセンタ療法
手術

などがあります。

 

如何でしたでしょうか?

何度も言うようですが、母は今どき珍しく腰痛持ちではなかったにもかかわらず、『脊柱管狭窄症』になってしまいました。

なので、腰痛が持病のようになっている人であれば尚更になりやすいと思います。

歳を取ってくると、あらゆるところの機能が低下して、身体のあちらこちらにダメージが出てきてしまいますよね。

これから先も、また新たな何かが出てくるかもしれません。

私にとっても1つひとつ知って知識としていくしかないのですが、認知症になると自分の感じている症状を的確に伝えることができなくなってしまいます。

なので、一緒に生活をしている人が注意深く見ていてあげないとならないですよね。

日常生活の中で色々と大変ですが、ちょっとの変化にも気付き、早め早めの対応ができるよう、一緒に頑張っていきましょうね!

 

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