繭(まゆ)のつぶやき

母のビックリ仰天行動!!

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こんにちは、天乃 繭です。

 

昨夜、目を疑うような母の姿を目撃しちゃいました!!

本当に驚きでした!

 

母は『見られたらマズイ』とか『知られたらマズイ』と思うと、なぜそう思うのか、なぜそういう行動になるのか私にはわかりませんが、普段の母からは想像もつかないような敏速な動きになることは以前『母、真夜中に2階の真っ暗な部屋で一体何をやっていたの?!』の記事でも書かせてもらいましたよね。

あの時も2階に夜中に上がっていたのを子供に気付かれないようにと部屋のスミに隠れていたり、見つからないようにと部屋から部屋をものすごい速さで移動していた、ということを翌朝子供から聞きましたが、私はその時の母の様子を実際には見ていなかったのです。

でも『認知症の周辺症状『ウチに帰る!、『ウチ』とはどこ?』』でも書いたように、母は何かのスイッチが入ってしまうと、まるで人が変わったかのような顔つきや動作になることは見て知って経験済みです。

なので、その時にも、こんな風だったんだろうな、と容易に想像しながら子供の話を聞いていたのです。

ところが夕べは、その想像だったり今まで見てきた母の姿を遥かに超えるショッキングな、そして驚きの行動でした!!

 

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それは夜中の2時頃のことです。

ミシッ、ミシッとかすかな物音がしているので目を覚ましたのです。

隣で寝ている母を見てみると、布団には母の姿はなく。

またいつものようにトイレに行っているのだろうと思っていたのですが、

ミシッ、ミシッ、ギィ~、カタッ

また物音がして人の気配が。

そうです、そうなんです、母はトイレに行っていたのではなく、またまた2階に上がっていたのです。

そ~っとそ~と誰にも気付かれないように真っ暗な階段を下りてきていた音だったんです。

『またこんな夜中に2階に何の用があって行っているんだろう? それに電気もつけずに真っ暗な階段を下りて来るなんて危ない!!』と私はムッとしていましたが、降りてきているところに声をかけるのは危険だと思い、気付かないフリをしていたのです。

 

そしてその衝撃映像は、母が階段を無事に降りて部屋に入ってきた正にその時に起こったのです。

2階で寝ている子供も母の気配に気付いて声をかけようかと思ったけれど、私と同じように今は声をかけないほうが安全だと思い、そのまま様子を伺っていた、と。

そして、母が階段を降り切ったのを確認したあと、ちゃんとお布団に入ったか様子を見にいこうと思って階段の電気をつけたのです。

階段に電気がついたことに気付いた母は。。。。

部屋のドアから母のお布団まで、そうですね、3メートルぐらいはありますかね、しかも狭いんですけどね。

その距離をものすごい勢いで走ってきたかと思ったら、まるで子供が起きていることが親にバレて叱られないようにお布団にもぐりこむ姿ってありますよね、あれと全く同じように、凄い勢いで走ってきてお布団に滑り込んだかと思ったら、そのままの勢いでバタンと横になってお布団をかぶって寝たフリをしたんです!!!

驚きです!!

その姿の一部始終を見ていた私は本当に驚き、目を疑ってしまいました!

何で? 

何でそんなふうな行動になるの? 

なぜ寝たフリをしなければならないの?

どこが認知症だぁ?

とっても認知症の人の動きとは思えない!! です。

色々なことがわからなくなったり出来なくなったりしているのに、『マズイ』という思いは決してなくなることはなく、その『マズサ』を隠すためには身体は信じられないような驚きの動きになるんです!

そんな母の後ろ姿をみていた子供も本当にビックリ!!してました(子供は2回目なんですが)。

 

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何事もなくお布団に入ったという安心感から、怒りが余計にこみ上げてきて、さすがに夜中でしたが怒ってしまいましたね。

2階に行くなら必ず電気をつけて、と言っているのに相変わらず真っ暗な中を上がったり下りたりして危ないこと

人に見つからないようにコソコソやっていること

薄明りの狭いところを走ってお布団にもぐりこんだかと思ったら寝たフリをしていること

などなど。

 

母がなぜそんなふうな行動になるのか、私にはさっぱり理解できないです。

その時その場で、何をやっていたか聞いても母はごまかすような適当なことしか言わないのです。

翌朝に聞いたところで、夜中にそんな行動をしたことは覚えていないのです。

 

今までにも何回も言ってきていることですが、このような状態の時って、本当に別人になっているとしか思えない動きなんですよね。

階段から落ちたり、つまずいて転んだりしなくて本当に良かったのですが、私にとっては不可解すぎなんです。

認知症の人の行動には必ず本人なりのきちんとした理由づけがあると聞きますが、母に聞いたところで本当のことはわからないし、私には母のそんな思いや行動が理解できないです。

 

これからも夜中にそ~っと2階に上がっていったりするでしょう。

そしたらまた昨夜と同じような行動を取るんだと思います。

真っ暗な階段を行き来して、いつかのように落ちてケガをしたら大変です。

そうなってからでは遅いので、階段の上り口に母が2階に上がっていかれないような何かを設置するか、または母が2階に上がっていこうとしていることがわかるような何か対策を施さないと、と思ってます。

気を付けなければ!!

 

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