高齢者の身体の不調

~腕が上がらない!~ 母の実例からみる高齢者にありがちな身体の不調あれこれ

投稿日:

 

 

こんにちは、天乃 繭です。

 

『介護』も『子育て』をしていた時と同じで、本人にとっても介護をする私達家族にとっても初めてのことばかり。

ホント、戸惑ってしまいますよね。

特に、身体の調子がよくないことはわかってあげられても、どこがどう具合が悪いのか聞いても、なかなか要領を得ずで。(泣)

そんな時は、気ばかりが焦ってしまいます。

 

 

私も、母が『〇〇が痛いわ~』と言う度に、ネットで検索しまくってます。(笑)

『この症状が一番近いのかなぁ?!』

『でもちょっと違うような。。。』

『ん、これかな?!』

って感じです。

 

 

なので、母の実例から

症状

やった検査

その原因

治療法

 

などについてお伝えすることで、高齢者にありがちな色々な身体の不調について検索している人達に少しでも何かの参考になれば、と思っています。

 

ただ、これはあくまでも母の個人的な症状なので、参考程度としてみてもらって、あとは早めの受診をお願いしますね。

何と言っても、まだ真っさらな状態の赤ちゃんとは違って、70年・80年・あるいはそれ以上の年月を、それぞれの環境でそれぞれ違って過ごしてきているので、同じ不調でも人によって症状の出方はまちまちだと思うので。

 

 

お蝶
では、今回の母の身体の不調について早速見ていってみましょ~

 

 

症状のポイント: 腕が上がらない!!

 

 

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首の痛みに始まって、次第に腕が上がらなくなった! 

どんな症状に始まって、どんな経過をたどっていったかというと。。。

 

(右側)の痛み

 ⇓

(右側)の痛み

 ⇓

(右側)が上がらない

 

最初の『首の痛み』 ~ 『腕が上がらない』 までの期間は、およそ1ヶ月ちょっとした。

 

 

次に1つ1つ詳しくみていきましょ~

 

 

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首が痛い! 寝違えたのかな?!

ある日、

『首が痛いわ~!!』

と言い出すようになったのです。

 

 

最初は、

  • 寝違えた
  • ずっと同じ体勢で寝ていた

 

という理由から痛みが出ているのであって、すぐに良くなるだろうと、軽く受け流していたんです。

 

それ以後はどうだったかというと。。。

『痛い』と言う日もあれば、何も言わない日もあり

という状態を繰り返していました。

 

 

肩が痛い! インフルエンザで1週間寝て過ごしていたから?!

そんなある日、デイサービスから帰ってくると様子が明らかにおかしいので夜間救急を受診。

 

診断結果は。。。

インフルエンザ

 

ちなみに、A型でした。

その日から1週間寝込む生活を送っていたのです。

 

誰でも寝るときの『クセ』ってありますよね。

左を向いて寝るのが落ち着くのよね~

とか

仰向けで寝るのが一番寝やすいわ~

とか。

 

母の場合は、いつもは仰向けで寝ているんです。

それが、このインフルの時には、何故か右ばかり向いて寝てました。

(余談ですが、仰向けで寝ると、いびきをかきやすくなりますよ~)

 

食事やトイレで起き上がる度に、

『右肩が痛いわ~!!』

って、ずーと言ってました。

 

  • インフルだから関節が痛い
  • 右を下にして寝てばかりいたから

 

という理由から右肩に痛みが出ているに違いない、インフルさえ治れば、肩の痛みも段々によくなっていくだろうと思っていたのです。

 

その後、インフルは完治したものの、肩は痛いまま。。。。

 

 

右腕が上がらない! もしかして五十肩?!

インフルエンザが治ってしばらくしても、右肩の痛みは消えず、そのうち右腕の動きがぎこちなくなってきたんです。

何をするにも右肩に力が入っている、というか肩全体の筋肉が固まってしまっている感じなんです。

そうこうしているうちに、一人で洋服が着られなくなってしまって。。。。

 

さすがにこれはおかしい!!

インフルは関係なかったんだ!!

と、ようやくこの段階で、肩に異変が起こっていることに気付きました。(← 遅っ!!)

 

右手は、手のひらが目の高さに来るぐらいまでしか上がらなくなってしまいました。

それ以上は痛くて上げることができないんです。

 

もしかして『五十肩』?

でも母は80歳を過ぎているし。。。

80歳を過ぎても『五十肩』ってなるの?

 

またまたネットで検索しまくりです。

 

どうやら『五十肩』という名前はついているけど、80歳を過ぎていても『五十肩』にはなるそうです。(笑)

更には、『五十肩』に似た症状で『腱板断裂』(← これも初めて聞くものです!)というのも、高齢者はとてもなりやすいとのこと。

転んだりぶつけたりしなくても、気付かないうちに老化によって腱が切れてしまっていることもあるんだそうです。

怖いですね~

 

母の症状から、この『肩腱板断裂症』が一番近いように思いました。

 

 

腕が上がらない!腕が上がらないと日常生活のこんなことができなくなる!

肩に痛みがあって可動域が狭くなると、日常生活のあらゆることに支障が出てきます。

 

母も今までできていたことが、一人ではできなくなってしまっています。

 

腕が上がらないことで、母の日常生活における支障とは。。。。

  • 洋服を一人で着ることができない(特にカーディガンやコートの袖に手を通すなど)
  • 髪の毛をとかすことができない
  • 布団を敷いたりたたんだりすることができない
  • お箸やコップを口にもっていくのが大変
  • 手を洗うのが大変

 

こんな状態が続いていると、肩の痛みはよくなっても、今まで一人で出来ていたことができなくなってしまうんじゃないかと、ちょっと不安になってしまいます。

とにかく今は以前にも増して手伝ってあげなければならないことがたくさん増えてしまいました~。(泣)

 

 

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整形外科での診察とレントゲンの結果は、肩に異常なし!

こんな状態では、日常生活もままならないので、整形外科を受診しました。

 

以下は、整形外科を受診した時の様子です。

 

1)腕の状態のチェック

 

  • どこまで自分で腕を上げられるか
  • 他の人に腕を持ち上げられると痛みがあるか
  • 腕を肩の位置で水平に前に伸ばした状態で、グーパーができるか
  • かっけを調べるときのような金槌で手のひらをたたいてみて、痛みがあるか
  • 肩甲骨まわりや肩を押してみて痛みはあるか

 

上記のようなチェックを行いました。

『どこまで自分で腕を上げられるか』の検査では、手のひらが耳の高さのところぐらいまでしか上げることができていなかったです。

 

でも、自力ではそこまでしか上げることができなかったのに、先生が母の腕を持って持ち上げると、なんと、

痛みもなくすんなりと上まで上げることができた

んです。

 

えっ、痛くないのぉ?

あんなに痛がっていたのに、人に上げてもらえば痛くないんだっ?!

何だかよくわからいぞ~!!

 

って感じでしたね。

 

あとで知ったことなんですが、

自分では腕を上げられないけど、人に上げてもらうと痛みもなく上がる、

こういう場合は、『五十肩』ではないそうです。

 

 

2)レントゲンを撮ってチェック

 

問診のあと、レントゲンを撮りました。

 

レントゲンを撮った箇所は。。。

 

 

3)レントゲン結果をチェック

 

レントゲン検査の結果は。。。

 

<肩>

骨折なし

関節も異常なし

 

<首>

頸椎に多少の変形があるものの、年相応のもの

 

以上のように、レントゲンではこれといった異常はなし。

神経系かもしれないということで、後日MRI検査(造影剤は不使用)をすることになりました。

 

 

MRI検査の結果、首の神経が圧迫されていた!

後日、MRI検査をしました。

 

結果は。。。

第四頸椎~第七頸椎ぐらいのところまでが狭くなっていて神経を圧迫

していることがわかりました。

 

<原 因>

母の場合は、

年齢によるもの

 

ちなみに、若い人だと、長時間座ってのパソコンや携帯使用時の、首を前に突き出すような姿勢が原因で神経が圧迫されてしまうことがあるそうです。

 

 

治療法としては、本来は首の牽引のリハビリ。でも母は自宅で。。。

頸椎による神経の圧迫では、首の牽引のリハビリが一般的なんだそうです。

そのリハビリを定期的にしていくことで、肩の痛みも和らぎ、腕も上がるようになるんだそうです。

 

でも母の場合は。。。

 

認知症であること

 

を理由に、リハビリをしたところで回復は期待できないだろう、ということでした。

 

どういうことかというと。。。

リハビリというのは、本人が

『このリハビリをすることで、〇〇に効果があり自分は良くなるんだ!!』

という意識というかモチベーションが重要なんだそうです。

 

ところが、母のように『認知症』の場合には、

自分が何のためにこのリハビリをやっているのかわからない

ので、リハビリをやっても効果はとても薄い、ということでした。

 

 

そんな人にも朗報!自宅でも手軽に出来るリハビリを教えます!

整形外科で、『認知症の人にはちょっと。。。』と言われてしまった私達。

 

認知症の人には何も治療法がないの?! 

このまま何もせず放っておくしかないの?!

 

私としても、母がこのままでは困ります!

母本人はもっと困るでしょう!

 

でも安心してください!

自宅でも簡単に出来るリハビリを先生に聞いてきましたから!

 

早速、その方法をご紹介しますね!

 

 

<方法1>

1)壁に向かって立つ

2)肩と水平になるように、手の平を壁につける

3)壁に指を這わせながら上に動かしていく

    ↓

肩の筋肉を動かすことで、腕が自然と上がるようになる

 

<方法2>

1)壁に向かって立つ

2)肩と水平になるように、手の平を壁につける

3)その体勢のまま、ヒザの曲げ伸ばしをする

※この時、ヒジが曲がらないように注意する

 

以上の2つです。

 

ね、簡単でしょ?!

母に早速やってもらったのですが、<方法1>はできなかったです。

でも<方法2>はできたので、それ以後毎日寝る前に一緒にやってます。

 

まだやり始めたばかりなので、効果がどれほど出てくるかはわからないですが、何もしないよりかは絶対にいいと思うので、

  • 母と同じような症状がある方
  • 認知症だから、とリハビリを断られてしまった方

は是非試してみてくださいね。

 

 

最後に。。。

母が通院でのリハビリを断られた理由の1つとして、

 

2019年4月から、要介護認定を受けている人は、医療保険でのリハビリは150日間しか受けられず、その後は介護保険のリハビリへ移行しなければならない

 

という背景もあるようです。

介護保険は、要介護度によってリハビリの時間が制限されているので、他に利用しているサービスとの兼ね合いによっては介護保険が使えず全額自己負担の可能性も出てきてしまうんです。

 

 

これから益々高齢化社会となるのに、リハビリもきちんと受けられないなんて!

深刻な高齢化社会となるばかりですよね。

国はもう少し『介護』について真剣に考えてもらいたいです!

 

母に身体の不調がある度に病院を受診していますが、

年齢的にも仕方がない!

これで全て片付けられてしまっています。

確かに年齢的に仕方がないことなのかもしれませんが、『高齢者だから』で終わらせられてしまうのは何とも悲しい感じがするのは私だけでしょうか。。。

 

 

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