こんにちは、天乃 繭です。
母の、来年1年の介護認定を決める『認定調査』が行われました~
今回で2回目。
昨年は、『要介護認定を受けたけど、やり直しはできる?区分変更申請で再認定を!』でも書いたように、思ったような結果ではなく、『区分変更申請』をすることに。
『区分変更申請』を行うには、またすべて一から手続きのやり直しをしなければならないので、正直面倒。
なので、今回は一回で、現状維持の『要介護3』を確保!! の意気込みで臨みました。
ちょっと余談ですが、私と同じようにお母さんの介護をしている友人は、先月この『認定調査』の結果、『要支援2』から『要支援1』になってしまったそうです。
『要支援1』では、今受けているサービスは受けられなくなってしまうとのこと。
『区分変更申請』をしても『要支援2』に上がる可能性は少ないから、変更申請をしても受け付けてもらえないだろう、と言われたとのことです。
『要支援1』になることで、週2回デイケアに通っていたのが週1回しか通うことができなくなるそうです。
デイケアに通って、そこに来る人達とのおしゃべりなどを楽しみにしていたのに、その楽しみが減る上に一人で過ごす時間が増えてしまうので、これから先のお母さんのことを思うと心配だと言ってました。
外の空気を吸い、家族以外の人と接する機会を多くもつことは、とても大切なことなのにね。
そういったことが認知症の予防につながったり、社会とのつながりが感じられたりして、毎日をイキイキと暮らせるようになるとも思うんですが。。。。
すっかり前置きが長くなっちゃいました。
話を元に戻して。。。。
母の認定調査についてでしたね。
今回、この認定調査でどのようなことが聞かれたかについてお伝えしようと思います。
昨年は初めての更新だったこともあり、何の対策等する余裕もなく終わってしまいました。
でも、今回は2回目なので、落ち着いて調査の様子を見ていることができました。
以下に、その質問内容を書きますので、これから更新認定調査を受ける人は是非参考にしてみてくださいね ♪♪
<誰が調査に来るの?>
更新認定なので、地域包括支援センターの女性が1人来ました。
ちなみに、初めて認定を受ける時、区分変更申請をした時には、地域包括支援センターの人ではなく、各市区町村の担当者が調査に来ます。
<質問内容は?>
- 名前
- 生年月日
- 年齢
- 今の季節
- 今は何月か
- 誰と住んでいるのか
- ここはどこか ⇒ 自分の家、学校、友達の家、会社 など
- 身体で動かないところはあるか
- 手を上に上げることができるか
- 足に痛みはないか
- 家の中を歩く時には、何かにつかまりながら歩くか
- 歩く時、フラつかないか
- 私(調査員)が来る前は何をしていたか
- 目の見えづらさ、耳の聞こえづらさはないか
- お風呂は家で入っているのか
- 一人で身体が洗えるか
- 最近転んだことはあるか
- 1分ぐらいじっとして立っていられるか
- 片足立ちで10秒間キープできるか
- ツメは自分で切れるか
- 食事は自分で摂れるか、それとも介助が必要か
- 着替えは自分で出来るか
- 髪をとかしたり結んだりは自分できるか
- 自分から意思表示をするか ⇒ お腹がすいた、このテレビ番組が見たい など
- 時間の認識はあるか
- 一日のうち、一人で家にいる時間はあるか
- 薬の管理は自分できるか
- デイサービスでの人間関係はどうか
- 直近2週間以内で、緊急な医療行為はあったか
- 介護保険を使って、住宅改修をしたことがあるか
以上でした。
誰が受けても上記と同じ質問というわけではなく、その人の置かれている環境や状況によって多少違ってくるとは思いますが、基本的に同じような内容になるかと思います。
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<所要時間は?>
約30分~40分ぐらいでした。
基本的には母本人への質問なんですが、母が答えたことに対して補足が必要と思われた時には私がちょっと説明をしたりしていました。
また、実際と全然違うような答え、
例えば、上記のお風呂の質問ですが、母は自宅ではもう2年以上もお風呂に入っていないし、デイサービスでは介助を受けながら入っているのですが、
『はい! 家で入ってますし、自分でもちろん洗ってます!!』 なんて答えてました 🙄
ビックリ!!
そんな時には、言葉で否定するのではなく、母も隣にいるので、目配せで『違う』ということを伝えたりしてました。
母と同席なので、何かと気を遣うんですよね~
すぐに忘れてしまうのですが、それでもその瞬間はイヤな思いもするでしょうしね。
正直、疲れます!!
<感想は?>
調査員の人は、部屋に入るなり簡単な自己紹介をするとすぐに淡々と事務的に質問を始めてました。
え、もう?
いきなりですかぁ?
って感じです。
『調査』に来ているのだから雑談なんかせず、すぐに調査開始!! となるのも仕方のないことだとは思いますが、それにしても。。。 って感じです。
そんな感じだったので、母も緊張している様子。
ちょっと雑談をしながら母の緊張をほぐしてから質問に移ってくれてもよかったのに、って思いました。
緊張のほぐれないまま始まった調査なので、母は案の定、普段よりシャキシャキになっちゃって。
受け応えもいつもよりしっかりしていて。
毎度のことながら、
はぁ~!!
です。
普段とは180度違う感じで、参った~!! でした。
普段の生活でそうあってほしいのに。
逆ですよね、逆っ!!
も~!! って思いながら顔では笑って、状態でした。
初めて介護認定を受けた時にも、初めての更新認定の時にも、区分変更申請の時にも、かなり身体を使った運動を母にさせて、身体の動きを見ていましたが、今回はほとんどそれはなかったでした。
『手をあげることができますか?』という質問に対して母が自発的に手をあげたぐらいで。
動作をやってみてください、ということではなかったので、母がもし言葉で『はい、手を上にあげることができます』と言うだけであれば、そのままだったように思います。
この更新認定調査では、
・身体がどれだけ不自由か
・そしてそれによって介助がどれだけ必要な状態か
を見ることに重点が置かれている、と聞いていたのですが、調査員によってもその調査内容はかなり違うんだな~、って今回思いました。
去年は、更新認定結果が出たあとに『区分変更申請』をすることになってしまったので、今回はそのようなことのないように、この『更新認定調査』の時に、
- 母を目の前にしては言いづらいようなこと
- 普段の母の様子について
- 生活上、困っていること
などを、紙に詳細を書いて調査員に渡しました。
これって、認定結果に意外と重要なポイントになっていると思ってます。
これから初めて介護認定を受ける人、更新認定を受ける人、区分変更申請をする人には是非この日常の様子のメモを渡すことをお勧めします!!
この認定調査のあと、主治医の意見書と共に判定会議が行われ、約1ヶ月後に結果が郵送されてきます。
どうか現状維持の結果が出ますように!!
判定や、如何に~~~
ドキドキ。。。
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